こんにちは。てむたむ(@temtam8)です。
梅シロップを作る時に、どの瓶で作って、どんな風に保存をしたらいいのかと何年か試行錯誤してきました。
容器を買う時は、今後その容器をどういう風に使えるのか、しまう場所はどうするのかと悩みますよね。
容器選びは、できれば失敗したくないですし、自分が使いやすいものを選びたいものです。
ただ、生活スタイルや、どんな風に他の用途で使うかは人それぞれです。
今日は、色々と瓶を買ってみて、どんな理由で買ったのか、どのように使っているのかをお話しします。
保存容器選びの参考にしてみてください。
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目次
保存瓶の選び方のポイント
保存瓶には色々な種類があって、どれがいいのか迷います。
実際使ってみないと分からない点もあります。
ただ、これだけは押さえておいた方がいいポイントがあるので、具体的なガラス瓶の紹介の前にお話しします。
ガラス瓶がいい
梅シロップを作る時には、ガラス瓶を使います。
使い終わった時や、熱湯消毒をしたいからです。
プラスチック容器だと、煮沸消毒ができず、空気を遮断できないので、できることならガラス瓶を使うのがいいです。
中の様子が見える透明なもの
梅シロップ作りでは、中の様子を確認する必要があります。
- 梅エキスが上がってきているか
- 発酵していないか
- カビてないか
以上のポイントを確認しながら、梅シロップ作りは進みます。
そのため、中の様子を確認できる透明な容器が適しています。
食品用の瓶である
容器には種類が沢山あります。
ガラス容器に関しては、雑貨用を入れる容器であるものも多く、食品用でない容器も沢山あります。
特に100円ショップでは、食品用でないガラス容器がたくさん売られているので、食品用かどうか、ラベルを見て確認しましょう。
酸や熱に強いもの
保存容器は、酸や熱に強いものがいいです。
煮沸消毒をしたり、果実酢を作りたくなった際に、熱・酸に強いものでないと、容器の変色・変形・錆びに繋がるからです。
生活スタイルに合ったもの
作る人の生活スタイルに合った瓶を選ぶのがいいでしょう。
- 小さい冷蔵庫しかないという方は、小さめの瓶を複数持つのがいいです。
- 収納場所が沢山ある人には、大きめの瓶は、大は小を兼ねるので使い勝手がいいです。
- 小さい子どもさんがいる方なら、密封性の高い瓶だとこぼれにくいです。
- やんちゃな子どもさんがいるなら、投げつけても危なくない軽い瓶がいいです。
- 可愛いものが好きなら可愛い色合いの瓶がいいです。
- ズボラさんなら、凹凸の少ない消毒しやすい瓶がいいです。
- 節約家なら、使った食用の空き瓶を活用するのがいいです。
自分に合った瓶をさがしてみましょう。
実際につかっている瓶
実際に私が使ってみた瓶や、道具を紹介します。
用途や環境によって使い分けるといいので、それぞれ説明していきます。
作ってからそのまま保存するならガラス瓶
私は、梅シロップを作ってから、そのまま同じ瓶で保存して使っています。
そのため、パイレックスのガラス瓶か、東洋佐々木ガラスの4リットルのガラス瓶を使用しています。
1kgの梅で梅シロップを作るには、3リットルか4リットルの容量が必要だからです。
瓶自体が大きいので、場所が必要ですし、注ぎ口がないのが難点ではあります。
ただ、造りが単純なので、洗う・煮沸消毒・アルコール消毒が楽にできます。
そのため、私は、パイレックスと東洋佐々木ガラスのガラス瓶を使っています。
冷蔵庫が小さくて収納場所に困るなら小さめのガラス瓶
私の友達が保存容器選びで悩んでいました。
小さめの冷蔵庫には、4リットルの保存容器は高さも横幅もあるため、場所を取りすぎます。
そんな悩みがある方は、高さが低めの2リットルの容器を使うと冷蔵庫・野菜室で保存が出来ます。
東洋佐々木ガラスの漬け上手クリアの2リットルか、1.5リットルの注ぎ口つきのものが、小さい冷蔵庫には入りやすいです。
高さが18.5cm、横幅が15.3cmと高さが低めで、小さめの冷蔵庫にも入る2リットルの保存瓶はこちらです。
高さが25.2cm、横幅が11.4cmとのっぽさんでスマートな、1.5リットルの保存瓶はこちらです。注ぎ口がついています。
冷蔵庫の中にどうやってしまうかによって、どちらを選ぶか決めてみるといいです。
注ぎ口のあるものは、耐熱温度が低いので、内蓋は煮沸消毒ができないため、便利ではありますが、アルコール消毒をして使う必要があります。
完成後の保存容器なら注ぎ口のある容器
保存容器の使いやすさは、アデリアガラスの保存容器がいいです。
横にすると漏れてしまいますが、冷蔵庫のドアポケットに入りますし、注ぎ口も広めで洗いやすいです。
大きさとしては1.2リットルで小さめなので、少量だけ作る人や出来上がってからの保存瓶としてのみ使う人に向いています。
長期保存しないならプラスチックボトルもOK
プラスチックボトルは、熱に弱いので長期保存には不安が残りますが、短期的な保存であれば、大丈夫です。
ガラス瓶より安価ですし、軽くて手に取りやすいです。
劣化しやすいので、私はつかっていません。
注ぎ口がないもので保存する場合に欲しいアイテム
注ぎ口がある瓶と注ぎ口がない瓶を紹介してきました。
私は、注ぎ口がない瓶をつかっています。
注ぎ口があるものは、大体煮沸消毒ができないからです。
そのため、カンロ杓子(しゃくし)というものを使っています。
深い瓶であっても、柄が長いので使い勝手がいいです。
見た目で選んで失敗した瓶
セラーメイト取っ手付き瓶のように、いかにもインスタ映えしそうな可愛い瓶を買ったことがありました。今でも家にあります。
見た目は可愛いですし、作る時はとても楽しかったです。
ただ、私には向いていませんでした。
シロップ作りは、お砂糖を使うためどうしてもべたつきます。
また、保存期間があるため水分や消毒に気を遣う必要があります。
部品が多く、洗う・水拭き・部品の分解・消毒がめちゃくちゃ大変でした。
用途や好み、生活スタイルによって使い分ける必要があります。
冷蔵庫のドアポケットに入る保存瓶はコレ
私の友人が、梅シロップを娘さんと一緒にやってみたいと話していました。でも、
と悩んでいました。その時に、おすすめした瓶が、
何故かというと、この瓶は、冷蔵庫のドアポケットに入るからです。しかも、今ならグリーンなら1つ500円以下で買うことが出来ます。
ただ、容量が小さいため、1kgの梅をシロップにするためには、3つ必要です。
「3つも瓶は買いたくない!」という人もいますよね。
そういう方は、梅の下処理まで終わったら、青梅をジップロックに入れて冷凍しておきましょう。
冷凍した青梅は
- 梅シロップが上がるのが速い
- 傷むのを気にせずに保存しておける
という利点があります。
そそぎ口もあるため、梅シロップが出来上がったら、そのままコップに注いで、水や炭酸水で薄めて、簡単に梅ジュースとして楽しむことが出来ます。
梅シロップを仕込んだ日にちをボトルの上に、書いて貼っておくと分かりやすいので、私はこのワザアリテープを合わせて使っています。冷蔵庫にピタッとくっつけおくだけでも可愛くて、料理をするときの気持ちがあがりますよ。
自分の性格や生活に合った瓶を選びましょう
色々と瓶を紹介してきたのは、人によって何を優先したいのか、何が使いやすいのかが異なるからです。
冷蔵庫に余裕があれば、私のおすすめは以下の2点セットです。
どんな風に使うかなと想像しながら、自分に合った瓶を手に入れてみてくださいね。
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ではでは。