料理

甘夏を皮まで食べる!三温糖・上白糖・てんさい糖のピール食べ比べレシピ

こんにちは。てむたむ(@temtam8)です。

今回は、3~5月が旬の甘夏の皮を使ったピールのレシピをご紹介します。

甘夏って、暖かくなってきた時期に出回ってきて、少しすっぱくて、

てむたむ
てむたむ
春から夏にこれから変わっていくんだなぁ

って季節の変化を感じられるもののような気がしています。

2kgで500円で手に入れました!

でも、少し皮が分厚くてむきにくいイメージがありますよね。

でも、皮まで食べるやり方を使えば、食べやすいし、ピールも食べれます。

買うと高いピールも、分厚い皮で作って、美味しく食べちゃいましょう!

  • 甘夏大好き
  • ピールが大好き
  • お砂糖によってどう違うのか知りたい
  • 節約・無添加お菓子を食べたい
  • 食品ロスを抑えて節約したい
  • 甘夏を生かしたおかずをつくりたい

という方に読んでもらえたら嬉しいです。

三温糖・上白糖・てんさい糖でのピールの味の違い

お砂糖を変えて、どう変わるのか実際に作って比べてみました。

お砂糖を変えるだけでどうかわるのか、めちゃくちゃ気になりました。

ワクワクしながらいっぱい作りました。

三温糖ピールの特徴

三温糖ピール三温糖のピールです。グラニュー糖の砂糖のお化粧が綺麗です。
  • 香ばしい香りのするピールに仕上がりました。
  • 色合いは茶色く、グラニュー糖の白が生きてくるような仕上がりです。
  • 元々の皮の色合いは消えてしまいました。

上白糖ピールの特徴

上白糖ピール甘夏の元々の色合いがとっても綺麗です。
  • 皮の色合いがとても綺麗に出ました。
  • お砂糖の香りが主張することなく、皮の香りが引き立っています。
  • グラニュー糖をかけても、特に見た目が大きく変わることはなかったです。

てんさい糖ピールの特徴

  • 黒糖に似た風味が出てきます。
  • 三温糖と同じく、茶色く仕上がりました。
  • グラニュー糖の白が引き立ちます。
  • ほかのお砂糖と比べてミネラル分が多く含まれているピールが仕上がります。(腸内環境を整えてくれる)

上白糖やグラニュ糖との違いは?

お砂糖をつくるとき、原料の「てん菜」から糖分を抽出し、ろ過して煮詰めたあと、結晶と糖蜜に分けます。それぞれを乾燥させると、結晶は「上白糖」「グラニュ糖」になり、糖蜜は「てんさい糖」に。茶色い色は、蜜を含んだまま高温で乾燥させた天然の色なんです。

一般的によく使われる上白糖は、99%が炭水化物。てんさい糖は天然のオリゴ糖を5%含み、カリウム、カルシウム、リン等、天然のミネラルを大切にしてつくられています。ミネラルは体内でつくられないので、つねに食べ物から補う必要があるんです。

おうちごはんより引用

ピールの作り方

ピールの作り方をご紹介します。

甘夏の実も食べやすいように、やり方を工夫しているので真似してみてください。

準備するもの

  • 甘夏
  • 砂糖
  • グラニュー糖(スティックシュガーでOK)
  • 甘夏の皮を茹でる鍋
  • ざる
  • 菜箸
  • ヘラ(なければスプーンでOK)
  • クッキングシート

ざっくりとしたやり方は、

  1. 皮をむく
  2. 皮を細切りにする
  3. 茹でて火を通し、えぐみをとる
  4. 砂糖と一緒に煮詰める
  5. 乾燥させて、グラニュー糖をまぶして完成

です。

それぞれの手順を説明します。

皮をむく

甘夏を4等分ヘタのない方から4等分

実を洗ったら、ヘタのない方から4等分に切ります。

そしたらヘタを取ります。

甘夏の皮ヘタのあった方からむくとむきやすいです。

ヘタのあった方から実と皮をばらします。

ヘタのあった方からとることで、皮を分厚くむくことが出来ます。

  • 実を食べやすい
  • ピールになる部分が増える

といったメリットがあるため、方向を間違えないように、ヘタのあった方からむいてください。

甘夏薄皮ならそのまま食べれちゃいます

実の部分は、タッパーに入れて冷蔵庫へ入れておきましょう。

皮を細切りにする

甘夏細切り食べやすい細さに切ります。

皮は1cm幅の細切りにします。

食べやすいのと、乾かす時に並べやすいので細切りにします。

細切りにこだわらなくてもいいので、手でむいたものも一緒に使えます。

茹でて火を通し、えぐみをとる

甘夏を茹でる甘夏の皮を茹でます。

食べるために皮に火を通して、えぐみをとります。

鍋に皮を入れて、水が皮にしっかりとかぶる位いれます。

10分のタイマーをスタートさせ、自ら強火で沸騰させて、煮立ったら火を弱めます。

10分経ったら、ざるにあげます。

この工程を3回繰り返します。

柔らかさの目安としては、爪を立てて食い込むくらいです。

てむたむ
てむたむ
私はいつも1つ食べられるか試食しています(笑)

3回終えたら、ざるに水をはって、冷蔵庫で1晩おきます。

翌日、もう1度水を替えて3時間おいたら、砂糖で煮詰めます。

砂糖と合わせて煮詰める

水につけておいた甘夏の皮を軽く絞ります。

てむたむ
てむたむ
強く絞りすぎるとつぶれてしまうので、軽く押さえつけるように絞りましょう。

 

甘夏の皮の重さをはかって、その8割の重さの砂糖を3回に分けて加えて煮詰めます。

甘夏の重さ×0.8の重さの砂糖を加えます。
三温糖をからませた時の写真です。

鍋に甘夏を入れたら3分の1の砂糖を加え、からませます。

木のスプーン使っている木のスプーン

箸でからませると、皮がちぎれやすいので、ヘラや木のスプーンなどを使うと綺麗に仕上げることができます。

砂糖が馴染んできたら、2回目・3回目と砂糖を加えます。

上白糖を加えて水が上がってきました。

徐々に水分が上がってきます。

弱火で、水分がなくなるまで、だいたい1時間くらい煮詰めます。

弱火でゆっくりと甘夏にお砂糖をしみこませていきましょう。

強火にするとこげてしまいます。

2回目の砂糖を加えるあたりで、水が上がってくることが多いです。

乾燥させて、グラニュー糖をまぶして完成

水分が少なくなったらクッキングシートの上に並べて乾燥させます。

室内より乾燥している冷蔵庫にシートごと入れて、3日ほど乾燥させました。

時間がない方は、オーブンで一気に水分を飛ばしてもいいですが、焦げやすいので注意が必要です。

グラニュー糖をタッパーに入れて、上からもさらに振りかけます。

3日経ったら、タッパーにグラニュー糖を入れて、乾燥させた皮を入れてシェイクしたら完成です。

上白糖ピールの完成!

鍋に残った砂糖汁もサツマイモの甘夏煮に使おう

お鍋に残った砂糖汁

ピールを並べ終わると、鍋に砂糖の汁が残っています。

これを使って、甘夏の香りがほのかにする爽やかなサツマイモの甘夏煮をつくってみましょう。

 

  1. 鍋に水を入れて、火をつけて砂糖を溶かす。
  2. サツマイモを1.5cm幅の輪切りにして鍋に入れ、ひたひたまで水を足す。
  3. 蓋をして煮て、火が通ってきたら白だしを加えて出来上がり。
  4. 一晩おくと、味が落ち着いてさらに美味しくなります。

簡単なので是非作ってみてください!


こんな感じに仕上がります。

さいごに

時期のものは、美味しく安く手に入ります。

2kgで500円で手に入れました!

今回、砂糖ごとに作り比べれたのも、2kgで500円という破格で美味しそうな大きな甘夏が売られていたためです。

甘夏自体もとっても美味しかったです。

是非、好きなお砂糖を選んで、ヘタ以外は食べ切っちゃいましょう!

 

ではでは。

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