生理痛は人によって、どのていど酷いのか・重いのか・どんな症状で困っているのかって違います。
起き上がれないほど、立っていられないほど、吐き気がして仕事に支障が出るほどの症状が出て困ることもあります。
障害がないのにヘルプマークをつけるのはどうなのかなんて考えてしまう事もあります。
生理痛で、会社を休んでしまったり、寝込んでしまったりして、自分の意志が弱いだけではないかと思う時もあります。
生理痛でヘルプマークを付けるのは、どうなのかと悩むこともあると思いますが、必要な人が必要な時にヘルプマークを使うのがいいのではないかと考えます。
ヘルプマークの使用対象者
ヘルプマークの使用対象者は、明確に決められていません。
外見から分かりにくい困難さを抱えている人が対象であると考えられます。
具体的には、精神疾患、知的障害、内部疾患、難病、妊娠初期の方など、を想定していると考えられます。
ヘルプマークを受け取るのには、障碍者手帳や、医師の診断書は必要ありません。
自治体によって、決まりや配布場所は異なっています。
私は、難病になったときに、市役所でヘルプマークを受け取りました。
生理痛が重い時に、どうしても外出が必要であれば、ヘルプマークを使うのもいいでしょう。
生理痛がつらい期間だけヘルプマークをつけるのはあり
生理痛といっても、重さは人それぞれです。
生理痛で、倒れてしまうほど、吐いてしまうほど、立っていられないほどの症状が出る人もいます。
ロキソニンや、ボルタレンサポなどの強い鎮痛剤を服用しても、痛みが緩和されない場合もあります。
私の場合は、ロキソニン・ボルタレンサポなどの、高熱が出た時に使用する解熱鎮痛剤を服用しても治まりません。
病院へ、痛み止めの注射を打ちに行くことも多くありました。
低用量ピルを使用していたこともあります。
薬を服用しても、注射を打っても、動けない時もあります。
がんの痛みの緩和のための、痛み止めを飲む場合もありますが、副作用が強いため、実用的ではありません。
生理痛がつらい期間は、人によって、どの程度動けるかは、違いますが、「障がい」がなくても、生理痛が酷い・つらい・重い場合には、ヘルプマークをつけるのはありではないでしょうか。
生理ちゃんバッジではなく、ヘルプマークをおすすめする
生理痛に対しては、「生理ちゃんバッジ」というものが販売されていました。
ヘルプマークも同様ですが、体調が悪い理由を、世の中に対して公表して歩くことはリスクがあります。
弱みに対して、つけこんでくる人が世の中に入るからです。
自身の身体のことを世間に分かるようにして、外出するのは、抵抗がありますよね。
ヘルプマークの場合は、どのような助けが必要なのか、書きこむシールが付いてきますが、書きこむ義務はありません。
ヘルプマークをつけていることで、優先席に座ることへの抵抗感が少しは和らぐかもしれません。
周囲の方が、席を譲ってくれるかは別ですが、世間のヘルプマークへの認知度も、徐々に上がってきています。
私は、ヘルプマークを使用していますが、「なんでつけているのか」と電車で尋ねられたことはありません。
病院で、ヘルプマークをつけている高齢者の方に、「あなたはどこが悪くてヘルプマークを付けているの?」と尋ねられたことはありますが。
生理痛が酷い場合には、ヘルプマークをつけて外出するのも、1つの手段としていいのではないでしょうか。
できることならば、身体を休めるのが一番いいのですけれどね。
知り合いの目が気になるのであれば、電車に乗っている間だけ・優先席に座っている間だけ、カバンから出して、降りたらしまうのもいいのではないでしょうか。