こんにちは。てむたむ(@temtam8)です。
今日は、フィンランドで逆さオーロラを撮るのに成功した話をしていきます!
一生に一度は、この目でオーロラを見てみたい!
と、長い間思っていました。
オーロラを見に行くのはどこがいいのか、うまく写真に撮れるのか、色々な悩み事が浮かんできますよね。
この記事はこんな人におすすめ
- オーロラを一生に一度見てみたい
- オーロラを見るのはどんな場所がいいのかわからない
- 逆さオーロラを見れるイナリとはどんなとこか知りたい
- オーロラの写真を撮りたい
- フィンランドの田舎ってどんなところ?
こんな気持ちを持っている方は、3分あればささっと読めますので、ちらっと覗いていってください^^
目次
オーロラを見るのにイナリがおすすめなわけ
はじめに、オーロラを見るなら、フィンランドのイナリという場所を断然おすすめします。
何故かって、理由があります!
オーロラは明かりが少ないところできれいに見える
何故イナリがおすすめかというと、オーロラは明かりが少ないほどきれいに見ることができます。
街の光がある所は、星が少ないですよね。
オーロラも光が少なければ少ないほど、奇麗に見ることができます。
イナリは、北極圏にあり、スーパーも二つという条件であり、ホテルも少ないです。
だから、絶好のオーロラスポットなのです。
イナリは、フィンランドの北の端の北極圏に位置しています。
湖があるから、秋に行くなら逆さオーロラが見れる
イナリでは、イナリ湖という湖があるため、逆さオーロラを見ることができます!
フィンランドは「森と湖の国」と言われているくらい湖がとても多いです。
この湖に映ったオーロラを楽しまない手はありません。
秋には湖が凍っていないため、逆さオーロラをみることができました。
湖に映ったところを撮ることができました^^
ゆらゆらと揺れるオーロラが湖に映った様子は、とても幻想的で、空をみて湖を見て口をあけて、ただただその時間を味わっている自分がいました。
田舎だから人が少なくて、ゆっくりと撮影ができる
イナリ村にはスーパーが2つ、ホテルも少ないといった田舎だからこそ、イナリでのオーロラ観測や撮影はゆっくりとできます。
撮影するときには、携帯の光や、懐中電灯などの光は周囲の人へ気を使います。
自分が撮影している時や観測をしている時に、周りの人の光があると気になってしまいますよね。
観測するだけだとしても、人が少なくゆっくりとその時間をただただ過ごすという方が、満喫できます。
そういう意味では、イナリは、ゆったりと過ごせました。
私が泊まったイナリホテルは、湖と隣り合わせなので、ホテルの敷地内からも逆さオーロラを見ることができました。
オーロラが出るまでは部屋で過ごして、オーロラが出たら、部屋から出てすぐに見れるというのは、寒がりな私にとっては最高な環境でした。
部屋にサウナもついていました^^
天気が悪い可能性があったら、北欧観光にシフトできる
オーロラ観測をする旅行を考えた時に、フィンランドよりも、カナダのイエローナイフやホワイトホースの方が晴天率が高いという情報がありました。
オーロラは、おおざっぱに言えば、雲と星の間にあります。
なので、
- 曇りの日
- オーロラ自体が出ていない時
- 白夜で、空が明るい時期(北極圏では、白夜という、1日のほとんどが明るい期間もあります)
という条件だと、オーロラを見ることはできません。
そのため、少しでも確実に見たいという思いから、晴天率のより良いカナダも検討もしました。
ただ、曇っていた時に何もできなければもったいないと思った私たち夫婦は、旅行に行ったときに天気がイマイチで全く見れない予報であった場合に、観光に切り替えるという保険をかけて、フィンランドのイナリでの観測に決めました。
カナダには観光資源が少ないですが、フィンランドにはオーロラを見る以外の観光資源が豊富なのがとてもいい点です。
観光もしたかったので、イナリで2日間観測に加えて、ロヴァニエミというオーロラも見れるけど観光もできる街での2日間滞在を決めました。
結果としては、イナリは2日間とも晴れて、オーロラが出現しました。
ロヴァニエミでは2日間とも曇りで全く見れませんでしたが、サンタクロース村でサンタさんに会ったり、街の観光を楽しんだりすることができました。
完全に運任せのオーロラ観測です。
イナリまでのアクセス
イナリまでのアクセスは、個人では難易度は高めかもしれません。
バスももちろんありますが、英語や旅行に慣れている方なら問題ないでしょう。
フィンランドは英語が通じますし、様々な案内は英語で書いてあります。
初の海外旅行の私たち夫婦にとっては、時差もあり頭もぼけていて、英語も堪能でない状態ではリスキーすぎたためツアーを選択しました。
日本からフィンランド・イナリまでは、
ヘルシンキ・ヴァンター空港まで直行便で10時間程度(フィンエアー)
↓
イヴァロ空港まで1時間半程度
↓
バスでイナリまで40分程度
という経路で行きました。
フィンランドに向かう飛行機の中で、オーロラ観測が楽しみ過ぎて、窓際に座っているにも関わらず30分ごとにトイレに行っていた私は当然寝不足で、初日は24時間活動しているような状態でした(笑)
3日間は乗り切ったものの、4日目の夜にノックダウンしていたのは忘れられません。
ツアー会社の選び方
オーロラツアーを扱う旅行会社はたくさんあります。
私たちは、フィンツアーを選びました。
何故フィンツアーにしたかというと、パンフレットをもらってきたり、ネットで情報を調べたり、ツアーについてメールで質問をしたりしていた中で、一番具体的にアドバイスをくださったのがフィンツアーさんでした。
オーロラ撮影をしたことがなかったこと、一眼での撮影に不慣れなことなども含めて、具体的にアドバイスをいただきました。
レヴィという街にあるガラスイグルーに泊まりたい!という願いもありましたが、それよりもオーロラ観測をしたいという思いの方が強く、値段や添乗員さんがついてきてくれるツアーを紹介していただきました。
フィンツアーさんは、北欧の旅行に特化した旅行会社のため、現地にスタッフさんがいたり、ツアーの添乗員として何度も北欧の各地を訪れたり、滞在している方が多いです。
そのため、大手旅行会社よりも具体的なアドバイスをいただけます。
そんな詳しい添乗員さんがついてきてくれるということで、大満足の旅行となりました。
北欧に強い旅行会社さんとしては、アリスツアーさんも候補にあがりましたが、今回は私たちの希望に合致するツアーがフィンツアーさんにあったので、フィンツアーを選びました。
使用したカメラとレンズのレンタル
オーロラ観測・撮影を1つの目的として旅行を計画しましたが、旅行のために一眼レフを買いました。
旅行までは、夫婦2人でひたすらカメラの練習です。
私たちは、NiconD5500ダブルレンズセットを購入しました。
カメラのキタムラで店員さんが丁寧に教えてくれました。
現像もこちらでもらった割引券を使いました^^
ニコンのD5500を何故選んだかというと、
- 入門機種であること
- レンズが2種類ついていること
- Canonは白を奇麗に、Niconは黒をよりきれいに撮れるという口コミがあったこと(Canonの方が人を撮るのに向いていて、Niconは渋めの写真が撮れるかも?という安易な発想)
- 他と比較してた時の値段の手軽さ
- たまたま値引きされていた
といったところが理由です。
オーロラをせっかく撮るなら、
- 広角レンズ
- よりきれいに撮れるF値というものが明るいものがいい!
と思ってレンズを追加購入することも考えましたが、高い。
そのため、レンズレンタルをしました。
レンズレンタルは、こちらのAPEXレンタル館というところを使用しました。
広角レンズだけでなく、魚眼レンズに、いろんなレンタルができるのでワクワクして問い合わせをしてみました。
魚眼レンズは初心者さんには難しいかもっていうアドバイスもいただいて、おススメの広角レンズをレンタルしました。
アドバイスもいただけてとても丁寧に対応していただけました。
宅配便で送っていただけて、返却も宅配便でできるのがとても便利でした。
スーツケースもレンタル
スーツケースもレンタルしました。
撮影に不可欠な三脚は購入しましたが、持っていくのに危険物扱いされると困るので、三脚が入る大きさがどうしても欲しかったのです。
6泊8日だったので、荷物も多かったんですけどね^^
即日発送と、小さな備品のレンタルも行っているというところと、値段が他と比較して安かったので、【アールワイレンタル】というところで、レンタルをしました。
アールワイレンタルはこちら↓
6泊8日分の荷物を詰めなければいけなかったので、大きいLサイズをレンタルしました。
飛行機の手荷物や預け荷物の大きさの規定を利用する飛行機会社に合わせてレンタルしましょう。
旅行グッズもまとめてレンタルできるのがありがたかったです。
Wi-Fiもレンタル
Wi-Fiレンタルは初めてだったので、有名どころのイモトのWi-Fiに決定しました。
空港でレンタルして、そのまま空港で返却できるのが楽でしたし、充電器やスマホ用広角レンズもお借りしました^^
イモトのWi-Fiはこちら↓
秋のイナリのオーロラ観測で便利だったもの
さて、最後に、とっても寒がりの私がオーロラを見る時に、持って行ってよかったぁ!って思ったものを紹介します。
スキーウェア
10月に行きましたが、日本の真冬くらいの寒さです。
ダウンだけでも外には出れますが、長時間じっとして見ていると、少しずつ身体が冷えてきます。
なので、長時間、外でオーロラを見るためにはスキーウェアが必須でした!
貼るカイロ・靴用カイロ
ヒートテックに貼るカイロをお腹と背中に貼りました。
貼らないカイロでは太刀打ちできませんでした(笑)
靴用カイロは、足全体のやつが一番よかったです。
こういう靴下に貼るタイプや、足先用の方が安いので、こちらも買って持っていきましたが、寒がりなので、断然足全体のが良かったです!
観光の時にも使ってました^^
靴下に貼るタイプ↓
靴の中に入れるだけのつま先タイプ↓
登山用靴下
靴下は、登山用靴下を購入して挑みました。
現地で、薄いものを二枚重ねたりもしましたが、この靴下が中がウールで最強に暖かかったです。
レッグウォーマー
とにかく足から冷えたので、しっかりとしたレッグウォーマー持っていってよかったです!
薄いやつじゃなくて、厚手の生地のやつがいいですよ!
ネックウォーマー
私は持って行かなかったのですが、夫がネックウォーマーを持って行ってました。
マフラーと比べて、冷たい空気が入らないように紐で調節できるのであたたかかったです。
何故、暖かさを知ってるかって言うと、凍えていた私に、ネックウォーマーとマフラーを夫が交換して試さしてくれたからです。
ヒートテック
ヒートテックは、上下必須です。
必ず持って行ってください。凍えます。
登山用も買っていきましたが、ユニクロのヒートテックが楽で、一番良かったです。
毛糸のあったかい帽子
頭も冷えます。
禿げてませんよ?
分厚い、毛糸の帽子がいいです。
できれば、空気が入らないくらいみっちり編み込まれてるものがいいですよ!
これは、どれがよかったかって、現地調達したものが、一番暖かかったです。
帽子も手袋も現地のもの、めちゃくちゃあったかいです。
実は…オーロラチャンスはあと2回あった
8泊6日のうち、北極圏の中のオーロラを見れるところに滞在したのは4日でした。
しかし、実はオーロラを見れるチャンスは、あと2回あったのです。
それは、行き帰りの飛行機の中です。
フィンツアーさんが、見れる方の席を取っておいてくださっていたのですが…
知っていましたが、疲れ切って完全に夢の中でした(笑)
体力がある方や、起きていられる方は、ぜひ、飛行機の座席もオーロラが見られる方向でとってくださいね^^
さいごに
一生に1度はオーロラを見たいと思って、新婚旅行でフィンランドに行きました。
慣れない環境で喧嘩が増えましたが、一生の思い出になりました。
お互い、初めての海外旅行で、色々な影響を旅行から受けました。
夫はハーブに目覚め、ディルを使ったサーモンスープを作るようになりました。
今では、家の庭にディルが植わっています。
今日はここまで読んでくださりありがとうございました。