こんにちは。てむたむです。
本日、新元号が発表されましたね。
枕草子や、源氏物語など本棚にあるような私なので、今回の新元号は、私個人としては好きだなぁという印象です。
あと1か月の平成を味わいつつ、次の新元号に向けて色々なものが変化していくのも楽しみですね。
目次
新元号の出典は「万葉集」
新元号は「万葉集」から引用されました。
原文
于時初春令月 氣淑風和梅披鏡前之粉 蘭薫珮後之香
読み
初春の令月(れいげつ)にして、氣淑く風和ぎ、梅は鏡前の粉を披き、蘭は珮後の香を薫す
意味
時は初春の良き月、空気は美しく風も和やかで、梅は鏡前で装うように白く咲き、蘭は身に帯びた香りのように香っている
令月というのは、陰暦2月の異称でもあり、「何事を始めるのによい月」という意味もあります。新しい時期という意味があります。
安倍総理は会見の中で
「厳しい寒さの後、春の訪れを告げるように、梅の花の美しい情景を示している」
とも話しており、今の厳しい世の中から、次の時代が明るくなるようにという、今の厳しさと今後の明るい時代への願いが込められているのかなと感じました。
何故「万葉集」なのか
今までの元号は、中国の書物から引用されてきましたが、何故、今回は、日本の書物なのでしょうか。
安倍総理は、
日本には決して色あせることのない価値があると思います。
今回は初めて、国書を原書とする新元号となりました。
万葉集は、一般庶民も含め地位や身分に関係なく多くの和歌が集められ、薫り高き文化、当時の暮らしや息遣いが感じられ、我が国の豊かな国民文化、四季折々の自然を語った国書です。
というような内容を語られていました。
ツイッターからも
新元号「令和」は、史上初めて国書からとられたわけですが、中国の古典に間接的に影響される日本書紀などではなく、当時の庶民から天皇まで多くの方の和歌が集められた、いわば当時の集合的無意識が文学的に集大成されたとも言える「万葉集」からとられたという点に、さまざまな配慮を感じます。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) April 1, 2019
茂木さんが言われています。
厳しい世の中ですが、こういう願いも込められた元号なのかもしれませんね。
新元号イベントも続々と
2分27秒で新元号のグッズも作られた!
ニュースでは新元号のグッズのニュースも話題になっています。
なんと発表から2分27秒で作られたそうです(笑)
はやいですね~(笑)
新元号をアシカが書くイベントも
筆で新元号をアシカが書くイベントも、水族館で行われたようです。
本当に、早いですね。どうやって練習したんでしょうか。
行っていた水族館は、静岡・三津シーパラダイスです。
世界一速い新元号キャンディー
パパブブレというキャンディーのお店では、世界一速く新元号キャンディーが作られました。
大丸東京のパパブブレで、イベントとして盛り上がったようですよ^^
新元号が発表されたら、それを職人さんが撮り映して、デザインを決定して、そこから制作して…金太郎あめがつくられていっていました!
海外ではどうとらえられているのか
「令和」というものについては
令はorder、command
和はpeace、harmony
と話されているツイートが目立っています。
The name of #Japan's new era was just announced: “#Reiwa” (#令和 ) – a compound using the characters for “令 – command/order” and “和 – harmony/peace.” So…"Peaceful order"? What's your interpretation? pic.twitter.com/nILA1gvkfs
— LIVE JAPAN (@LIVEJAPANGuide) April 1, 2019
今後、どう話題になっていくのかも少し楽しみですね。
最近の元号を振り返る
年号は645年に始まりました。
明治時代は1868-1912年(約44年)
大正時代は1912-1926年(約14年)
昭和時代は1926-1989年(約63年)
平成時代は1989-2019(約30年)
私は、すべてを生きているわけではないので、実際の体験があるわけではありませんが、生きてきた方々の話を聞く機会としてみるのもいいのかもしれません。
最後に
3月は、次の元号は何になるのかな、といろんなところでイベントをしていたり、友達と話したりとても楽しい時間だったなぁと思います。
こんなわくわくしている時間って素敵ですよね。
日常の楽しみ、幸せを感じつつ、毎日をこれからも過ごせていけたらいいなぁなんて思いました。
新元号「令和」は、季節の移り変わりや、人の心の繊細な動き、生きるということの切なさ、儚さ、美しさに関する日本人の感性を集大成したとも言える万葉集から綿々と続く、日本の「もののあはれ」のこころを象徴する元号になったのではないかと考えます。私は歓迎いたします。
— 茂木健一郎 (@kenichiromogi) April 1, 2019
季節や時間の移ろいを感じられる言葉って好きなので、私も個人的に新元号がとても好きだなぁと感じました。
「和」という字が好きです。
今日はここまで読んでくださりありがとうござました。