ステロイド治療を3年半前から行っているのですが、気分の波が激しくなりました。
私の場合は、プレドニンが30mg以上だと明らかに頭がおかしくなります。
- ものすごくイライラしたり
- 感情が鈍麻したり
- 短気になってキレ散らかしたり
ここには書き切れないくらい、症状はさまざまで、その時々によって違います。
今は定期的にプレドニン40mg相当に当たる、「デカドロン」という点滴薬を年に8回は使わないといけないので、どうしようかと悩んでいたところ、ピッタリなアプリを見つけました。
自分でカスタマイズして気分+日記を簡単に記録できるアプリです。
Daylio 日記
Relaxio s.r.o.無料posted withアプリーチ
他にも日記系のアプリは使ってみたのですが、なかなか続かず、今のところこのアプリは続けることができています。
思いついたときに記録が簡単にできるのが3日坊主になりそうな私みたいな人におすすめです。
目次
ステロイドの気分の波の対処法、不眠も
ステロイドの気分の波ってどう対処したら困りますよね。
おまけに、漏れなく不眠の副作用も出てきます。
副作用なので、自分でコントロールできるものではないと割り切っています。
- 精神科を受診して相談
- 気持ちが落ちたら抗うつ剤に頼る
- 上がりすぎそうなら活動量をなるべく減らす
- 寝れないときは諦めて昼間に寝る(会社員辞めました)
- 睡眠薬に頼る
薬に頼ったり、専門家に頼ると、かなり助けられます。
気分の波があるときは、ハイだったり、落ちていたり…。
- 正常な判断ができません。
- 自分の行動・言動を客観視することも難しい。
諦める。というよりも、自分ができることをして、治療に生活を合わせていったみたいな感じです。
波がある状態での仕事は難しい
ステロイドの治療をしながら働いている方もいますよね。
個々に関しては「副作用の出方は人による」と思うしかありません。
ステロイドの副作用は
- 肌がボロボロになる
- 眼圧が高くなりすぎて緑内障になる
- 入院するほどの精神病を発病する
など、副作用が出る人出ない人。
どのくらい強く出るか、出ないかは人によります。
最初は自分が「怠けている」「甘えている」からできないんだと思っていましたが、「マジでできない副作用の出方をしてるんだ」と思って、働き方を治療優先へシフトすることへ変えました。
働ける人もいるかもしれませんが、負担になるなら収入が減っても無理して働くと「メンタルが限界」になって壊れてしまいます。
精神科にある程度の期間、通院する予定がある人は『自立支援医療』を市役所の福祉課で尋ねてみましょう。
精神科の通院費が1割負担になります。
ステロイド精神病は人間関係を壊してしまうことも
ステロイド精神病の副作用が出ると、
- キレやすくなる
- イライラする
- 集中力が落ちる
- 涙もろくなる(すぐ泣く)
- 支離滅裂になってパニックになる
など、人間関係を悪化させてしまうような副作用が大量に出ます。
- キレる相手でないのに、相手が傷つくような言葉を投げてしまう
- 自分が何を話しているのか分からなくなる
- 突然、何か思いついたようにいろいろ始めてしまう
- 急に、理由もなく泣いてしまう
- 考えがまとまらず言葉が出てこない
夫に対してはたくさん支えてもらいました。
「こんな状態では友だちを失う…」と思って、友だちとはだいぶ疎遠になりました。
また会える状態になったときに会えばいいですからね。
腎臓内科での相談結果
腎臓内科でも、メンタル面の副作用が出ていることは具体的に相談をしています。
うまく話せないときもあるので、家でワードに書いて問診の前に渡すときもあります。
ですが!
メンタル面の不調は、腎臓内科ではフォロー外。
一般科では、医師も看護師も、深い知識があるわけではないのが現状だと思います。
困惑されることもありますし、「迷惑な患者」みたいな扱いをされることも。
わがままな患者も実在しますし、ハチャメチャなことを言って医療者を困らす患者もいるので、見分けるのは難しいこともあるのでしょう。
精神科で働いていても「こういう対応するの?」と思ったことはたくさんあるので、メンタル面のフォロー・理解をするのは難しいことだと思っています。
腎臓内科で完璧なフォローを求めるのは、難しいと思っています。
眼科で腎臓のことを聞くようなものだと思いましょう。
腎臓内科で出した薬の副作用なんだからフォローしてよ!みたいな気持ちにはなりますけど(汗
精神科での相談結果
精神科での相談は長いことしています。
現在は、
- 弱めの抗うつ剤
- 睡眠導入剤
- 漢方
の3つを組み合わせています。
双極性障害の躁鬱に対する気分安定薬(デパケンなど)は、気分の波を穏やかにする作用があるのですが、腎臓に負担がかかるので出せないとのことでした。
また私の場合は、抗うつ剤を服用すると気分がぶち上げてしまって、すさまじいハイからの、地獄の底まで落ちるような鬱に落ちます。
そのため、よわ~い抗うつ剤を使って、身体を温める系の漢方と組み合わせてなんとかやっています。
ハイでも鬱でも、睡眠が妨げられるので睡眠薬はほぼ常用になっています。
気分がハイになるって言うと「気分が良くていいじゃない!」みたいなふうに思う方がいるかもしれませんが、自覚なくわがままになっていたらものすごく困ります。
気分が落ち着いてきたら、
- 「なんてことになったんだ」
- 「なんでこんな買い物したんだろう」
- 「なんで友だちにこんなことを言ったんだろう」
みたいなことはザラです。
あとで言い訳をしても、誰にも通じません。
鬱はもちろん辛いのですが、ハイのほうが失うものは多いです。
しかも、理解してもらうのはハイのほうが難しいです。
ハイのときは、自覚があるほうが稀なのがまた困ったところで、気分が良くて自信に満ちてしまうから、誰にも止められないし、自分も分からないことが多いんですよね。
たまに自覚があるときもあるのですが、自覚があっても糸の切れた風船のように、どこまでも飛んでいってしまうので、
「私はどうなってしまうのだろう」
みたいな気持ちになって、めちゃくちゃ怖かったのを覚えています。
言わずもがな、上がった後はその分落ちて地獄を見ます。
気分の波は気合いでなんとかなるものではないけれども、自分でできること
上がっても落ちても、気分の波は気合いや決め事でなんとかなるものではありません。
しかも、精神安定薬は腎臓の関係で服用不可。
じゃあ、当事者にできる事って何だろうと考えた結果、気分の波を自分で把握することにしました。
特にハイになったときに、活動量が極端に増えすぎないように。
増えてしまうのはとめられないのですが「○時~△時はフトンで過ごす」「目をつむって過ごす」みたいなルールを作って、少しでも活動量を減らし、休息を無理矢理取ります。
そのために始めたのが「Daylio」です。
Daylio 日記
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アプリを開くと
「気分はどうですか?」
と聞いてくれます。
「最高」「良い」「ふつう」「悪い」「最低」
の5つから選ぶことができます。
私は、ハイか鬱かを知りたいので、以下のように書き換えました。
- 「ハイ」
- 「ややハイ」
- 「ちょうどいい」
- 「少し落ちてる」
- 「落ちすぎ」
無料の範囲内で、気分の名前・顔・色味を変更できるのが、双極性障害っぽい症状が出ている自分にとっては使いやすいです。
日記・写真を添付することができるので、続けやすいです。
- どのくらいの気分なのか
- どのくらいの期間続いているのか
- 生理周期との関係性はどうか
- 「ちょうどいい」は「ハイ」ではないのか
を把握して、極端なハイからの鬱を少しでも軽減したいなと思っています。
気分の波はグラフでも見ることができます。
折れ線グラフもあります。
チャートで幅を見ることもできます。
プレミアムコースだと、もっと長い期間を比較することができます。
たまにセールをやっていて、年間1000円ちょっとくらいになっていたら買い時です。
Daylio 日記
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