ステロイド治療を続ける中で、視力の悩みは尽きないものです。
目が見えないって、想像以上に怖くて困ります。
体調も悪くなるし、気力体力が削られます。
めがねの調整で四苦八苦したので記録に残しておきます。
継続したステロイド治療の視力への影響
高容量のステロイド治療を続けていると副作用が出てきます。
- 緑内障
- 白内障
が進行し、視力が落ちたり、欠損したりする方もいるそう。
メインの疾患の治療に必死で、目の不調が後回しになりがち。
私の場合は、ステロイドを高容量使用しての治療の2回目の入院治療で、一気に眼圧が上がりました。
眼圧が上がると、緑内障が進行してしまいます。
すぐに眼科での治療を開始しました。
その後、プレドニンが10mg以下になると落ち着いてきましたが、増えると眼圧は再び上昇してしまいます。
目が見えにくい、運転ができないって、相当日常生活に支障をきたすんですよね。
めがねが合わないと目を凝らして過ごすので、
- 眼精疲労
- 頭痛
- 吐き気
- めまい
- 肩こり
など、さまざまな症状が起りました。
視力が安定せず、めがねの調整が頻回に必要に
ステロイドの内服量が多い間は特に視力が安定しません。
何度も眼鏡屋さんに行っては「この間調整したばかりじゃ…」みたいな顔をされる中、何度も相談をしに行きました。
ステロイドオフから1年、逆に視力が回復してめがねが合わなくなりました。
(デカドロンというステロイド薬をリツキサン治療時に使っていたからかもしれませんが。)
眼鏡屋さんでは、疾患や薬の調整が原因なのでめがねを決めきれないこともありました。
眼科に行って処方箋をもらってくるのが一番だったのだろうと今になって思います。
ピント調節機能の低下
プレドニンが10mg以下になった際に、日常生活の中で目が回りやすくなりました。
眼鏡屋さんで相談をすると手元が見やすい遠近両用のめがねを、眼鏡市場で勧められました。
2年~1年半は、遠近両用めがねで快適に過ごすことができていました。
今回、久しぶりに見えにくさを感じ、眼科でも相談をしました。
眼科で調整をした結果、運転用に合わせると手元がクラクラする(遠近両用になれてしまっていたのかも)。
そのため、
- 運転用めがね
- 室内用めがね
の2本を単焦点で作ることを眼科で勧められました。
(年齢的に遠近両用は必要ないらしい)
眼科の先生曰く、ステロイドの影響で
- 視力が安定していないかも?
- 一時的にピントの調整がうまくいっていないかも?
- 今後も視力が変わっていくかも?
- ステロイドを使用する度にまた変わるかも?
ということで、「どうなるか分からない」みたいな感じで様子を見ていくことになりました。ステロイド、ヨクワカラナイヨー!
眼鏡屋さんでは、
- 遠近両用めがね
- 中近両用めがね
の2本を勧められていたのですが、できあがりまでに10日かかるため、家に帰って家族に相談。電話で中近両用めがねはキャンセル。
元々めがねが2本ほしかったわけではなかったけれども、あまりに今のめがねがしんどすぎて疲労していたのもあり、セールストークでパニックになって購入をしてしまった。
※たぶん発注したらキャンセルは普通は不可。今回は、担当さんと私の希望の話の食い違いがあったので応じてくれたのだと思います。。。
分からないときは、眼鏡屋さんよりも先に眼科に行くのがおすすめ。
眼鏡屋さんの最初の勧め通り2本(遠近、中近)を購入すれば良かったのですが、今すぐに使えるめがねを手に入れないと生活ができないため、結局めがねを3本作ることになってしまいました。
作ったのは、
- 運転用めがね(単焦点)
- 家の中用めがね(単焦点)
- 遠近両用めがね
の3本です。
危うく、めがね4本になるところでした。
遠近両用、中近両用めがねの検討も | 高額すぎて困る
めがねを3本購入することになり、5万円近くの出費になりました。
ステロイドを使用してピント調節機能が低下しているのであれば、
- 運転用めがね
- 室内用めがね
をそれぞれ遠近・中近で調節してもらうのがいいでしょう。
(めっちゃ見やすい!)
少し高い(+4400円追加)ですが、眼精疲労が減って身体も楽になります。
ただ、今回のように急に視力がおかしくなってくると単焦点レンズでないと時間がかかってしまうので、予備用のめがねを持っておいたほうがいいことが分かりました。
お財布と相談して、自分に合っためがねを作って過ごしましょう。
ドライアイも酷いみたいで点眼処方されました(完)