こんにちは。てむたむ(@temtam8)です。
今日は、言葉に関するお話です。
私は、人から「うらやましい」と言われると、つらい気持ちになる時があります。
「うらやましいわ~」「いいなぁ~」と言われて、なんだかモヤモヤした気持ちになることがありませんか?
と、モヤモヤしていました。
なんでモヤモヤした気持ちになるのか、理由と対処法をお話しします。
理由は、以下の3つです。
- それ以上悩みを打ち明けられなくなるから
- 努力・苦労もなく出来るようになったとかのように言われている気持ちになるから
- 不幸マウンティングされているから
対処法は、相手や自分の状況によって違います。
- 相手が自分に頼りたい場合
- 相手がマウンティングするコミュニケーション癖の持ち主の場合
- 自分が誰かに認めて欲しい、助けて欲しい場合
この3つの状況に分けて説明します。
目次
それ以上悩みを打ち明けられなくなるから
つらい気持ちになる1つ目の理由は、それ以上悩みを打ち明けられなくなるからです。
自分にとっては、「悩み」であっても、相手にとっては「うらやましいこと」になるので、それ以上は「悩み」として話題にできなくなります。
私の場合は、高校生の頃、胸が大きいことがコンプレックスでした。
160cm、50kgくらいで、胸囲100cmという、日本人離れした体型でした。
前ボタンの服はボタンの間が空いてしまうので着られないし、レースの可愛い服も膨張して見えるため着ることが出来ませんでした。
電車通学では、ジロジロと見られたり、学校でも当時付き合っていた彼にカップ数を言いふらされたり、同性の友達から安易に触られたり、ビッチだと言われたり、本当につらい思いをしました。
胸が小さい、と悩む人の気持ちは私には分からないですし、それはそれで大きな悩みなのだろうと思っています。
もっと自信を持てばいいじゃんと、言う声も聞こえてきますが、その当時の私にとっては、胸が大きいことは大きな悩みでした。
「うらやましい」と言われると、それ以上悩みとして話せなくなり、誰にも相談が出来なくなっていって、つらくなっていたのです。
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努力・苦労もなく出来るようになったとかのように言われているような気持ちになるから
つらい気持ちになる2つ目の理由は、努力・苦労もなく出来るようになったかのように言われている気持ちになるからです。
相手にその意図がなくても、そのような意味も含まれてしまう可能性のある言葉だからです。
私の場合は、テストでいい点数を取った時に、「うらやましい」「頭が良くていいなぁ~」と言われました。
その時は、テストの3週間前から勉強を始め、休日は1日12時間勉強をしていました。
学年で、お尻から数えた方が早いくらい勉強が出来なかった中学1年生でしたが、努力をして、トップから数えた方が早いくらいまでになるのに、相当努力をしました。
友達に「点数を教えて」と言われて、素直に見せた私も悪かったのかもしれませんが、「うらやましい」という言葉に傷つきました。
いい点数に対して「うらやましい」と思う気持ちは、分かります。
「うらやましい」と言われて、つらい気持ちになっているのは、自分の努力をすっとばして、簡単にできていると言われたように感じているからかもしれません。
不幸マウンティングされているから
最後に、「うらやましい」と言われて、つらいきもちになっているのは、相手に不幸マウンティングをされている可能性があります。
「うらやましい」と相手が言う言葉の中には、もしかしたら次のような意味が込められているかもしれません。
- あなたの方が幸せ
- あなたの環境は恵まれている
- 私の方が苦労をしている
- 私の方が大変な状況に置かれている
→つまり、「私の方が大変だから助けて」
こんな気持ちが「うらやましい」という言葉の裏には隠されている可能性があります。
人はそれぞれ、どんな状況でも、悩みを抱えています。
悩みがない人はいないでしょう。
不幸マウンティングをされてしまうと、それ以上は、相手に対して自分の悩みを打ち明けられなくなります。
フォローをしてあげたり、支えてあげたりする立場になる必要があるからです。
不幸マウンティングをされると、役割を背負う必要があるため、つらい気持ちになります。
対処法
「うらやましい」と言われた時に、つらくなる理由をお話ししました。
自分の受け止め方が悪いんだと落ち込んでしまうこともあるでしょう。
つらいと思った自分の気持ちは、そのまま責めずに「つらかったね」と、いたわってあげて認めてあげると、心がすこし軽くなるかもしれません。
それでは、「うらやましい」と言われてつらくなった場合には、どうしたらいいのか最後にお話しします。
相手が自分に頼りたい場合
相手が自分に頼りたいと思って「うらやましい」と発言する場合は、支えてあげられるのであれば、悩みを聞いてあげるのもいいでしょう。
自分がつらくなるのであれば、今の自分では支えてあげることは出来ないので、他の人に任せ、そっと距離をとりましょう。
相手がマウンティングするコミュニケーション癖の持ち主の場合
マウンティングをするコミュニケーションをとる癖のある人は沢山います。
私も、心やからだの調子が悪いと、マウンティングするコミュニケーションをとっていることがあります。
普段のコミュニケーション全般が、マウンティングをする癖のある人もいます。
そういう人に、「うらやましい」と言われた場合には、「ありがとう」と小さく伝えて、その人との距離を取るのがいいでしょう。
不幸マウンティングされ続けていると、自分のことを自分で認められなくなってしまうかもしれません。
自信がなくなっていってしまうかもしれません。
不幸マウンティングや否定され続けていると、
- 自分は今のままではダメなんだ
- 自分より恵まれていない人がいるから、もっと頑張らないといけない
- しあわせな気持ちになると、申し訳ない気持ちが湧いてくる
といった気持ちになりやすくなります。
- 自分より「不幸だ」だと主張する人が近くにいる
- ありのままの自分を否定され続ける
といった状況が続くと、素直に幸せな出来事や気持ちを表に出せなくなっていくからです。
もし、そんな状況に既に陥っていたら、
- 不幸マウンティングをしてくる人
- 自分を否定し続けてくる人
とは距離を取ってみるといいですよ。
- ありのままの自分を認められる
- しあわせな出来事や気持ちを、素直に表に出すことができる
といった変化があるかもしれません。
自分を一番大切にできるのは、自分自身です。
自分が誰かに認めて欲しい、助けて欲しい場合
自分自身が本当につらくて仕方がなくて、認めてほしかったり、助けてほしかったりする場合に話をしていて、「うらやましい」と言われてしまった場合には、話をする相手を変えましょう。
相手に余裕がない場合には、理解してもらうのには、時間や労力がお互いに必要だからです。
理解してもらえそうな人、もしくは、ただただ聞いてくれそうな人を探しましょう。
理解や共感が出来なくても、ただただ、話を聞いてもらうだけでも楽になることはあります。
私自身は「うらやましい」という言葉が、好きではないので、使わないように心がけています。
他の人から、「うらやましい」と声をかけられて、つらくなった人の気持ちが少しでも楽になるといいなぁと思って今日はブログを綴りました。
ではでは。