生理痛・PMSが酷いと、本当につらいですよね。
会社に行けないほど痛みがある、吐き気・めまいがする、倒れてしまいそう、起き上がれないなど症状は人それぞれ。
怠けているんじゃないか、気持ちの問題なんじゃないかなんて自問自答しながら、どうしても起き上がれない。
生理痛や、PMSの症状も相まって、自己嫌悪に陥ったり、気持ちが折れてしまいそうになったりして、本当につらい。
頭も回らず、ぼんやりして、会社を休むにしても、どうやって伝えたらいいのかも、上手く伝えられるのかも自信がなくなってくる。
「生理痛で休むなんて甘えだ」
「〇〇さんって、今生理なんだ」
そんな風に思われるのも、知られるのも嫌だ。
マイナス思考のオンパレード。
生理痛やPMSが酷いと、会社を休むしかない状態でも、中々有給休暇や生理休暇をとる決断をするのは難しい。
悩みに悩んできた私から、嫌な思いをしたことや解決策をお伝えします。
一番手っ取り早いのは、死ぬほど生理痛やPMSがつらいのであれば、低用量ピルをの服用をすることです。
妊活をしていて、低用量ピルを服用するのが難しいのであれば、出来る限りの対策をして、耐えるしかないのですが…。
1か月に3000円程度で、低用量ピルのヤーズフレックスを飲んで仕事をしていました。
生理痛だけでなく、PMSや経血量も軽くなるので、婦人科で低用量ピルの相談をするのが一番おすすめです。
目次
生理痛・PMSで会社を休む、生理休暇をとることは可能なのか/伝え方
生理痛・PMSで会社を休んだり、生理休暇をとったりすることは可能です。
どうやって伝えようと悩みましたが、
- お腹が痛い
- 熱が出ている
- 風邪を引いた
などと伝えても、毎月のこととなると「ずる休み」と思われる方が困ると思い、「生理痛が酷くて、起き上がれないほどなので病院に行きます」と伝えて休みを取りました。
風邪を引いたり、怪我をしたりして休暇をとる際にも、病院に行きますよね。
対策もせずに休むのは、「また来月も休むのではないか」「何も対策もせずに休むのか」と思われる可能性があります。
対策をしている上で休暇をとっているという姿勢を伝えて休暇をとると、生理痛・PMSで会社を休んだり、生理休暇をとったりするのに、後々不利にならないです。
生理痛・PMSで会社を休むとどうなるのか
生理痛・PMSで会社を休むとどうなるのでしょうか。
生理痛・PMSで会社を休むと、翌日や翌々日、出社した時に、声をかけられました。
「もう大丈夫?」
「そんなにしんどいの?」
と、女性の同僚から声をかけられました。
男性からは聞きにくいですからね。
声をかけられなくても、何か月か酷い生理痛が続いて、毎月休みが続くと、「毎月休んでいるね」という目で見られるようになってきたと、ひしひし感じるようになってきました。
生理痛やPMSの重さは、予測できるものではないです。
生理の周期が安定していても、完璧に対策をたてられるものではありません。
でも、周囲としては、体調がどういう状態でどう解決したのか、働ける状態なのか気になります。
生理休暇と有給休暇の使い分け/生理痛・PMS両方で使えるのか
会社の規定集を読んで、生理休暇があることを知りました。
生理休暇と有給休暇はどう違うのでしょうか。
会社によって、生理休暇と有給休暇の使い分けは違うでしょう。
私の場合は、生理休暇は有給休暇とは違って、「有給」ではありませんでした。
無給状態になり、さらに休んだ日の分ボーナスが削られました。
生理休暇とは名ばかりで、「欠勤にならない休暇」「査定が下がらない休暇」扱いでした。
生理に関する休暇なので、生理痛・PMSどちらでも使うことが出来ます。
そもそも、経血が出ているから休むのではなく、生理に関する困難さで休暇をとるのですしね。
どこから、「生理に関するものなのか」ということは、自己申告ですよね。
診断書も不要です。
生理痛・PMSで有給休暇をとって休んでいて同僚から言われたこと
生理痛・PMSで有給休暇をとっていて、同僚から声をかけられたのは、休んだ翌日くらいでした。
ナーバスな、個人的な、健康に関する事なので、踏み込んでこられることはあまりありませんでした。
周囲の同僚が、声をかけづらい、不満を言いにくいだけに、周囲に対して気づかいをしながら休みを取る必要があると感じました。
しかも、毎月のこととなると、毎月風邪を引いて休んでいる人が同僚にいるようなもの。
迷惑極まりないですよね。
女性の上司からは、「就職する時に、何故伝えなかったの?」と、就職する時に隠して就職したのではないのかというような内容をほのめかされました。
毎月動けなくなるわけではないし、と思いながら、辛かったです。
生理痛・PMSで有給休暇をとらないようにヤーズを飲み始めた
余りに仕事に支障をきたしそうだったり、上司や同僚の目が気になったりしたのもあり、生理痛・PMSを軽くするために、急に有給休暇をとらずに仕事を回せるように、低用量ピルのヤーズを飲み始めました。
つわりが酷い家系だったのもあり、低用量ピルのヤーズフレックスを飲み始めると、「つわり」のような副作用が3か月程続きました。
食べづわり、めまい、吐き気が続きました。
実際に妊娠して、つわりで困っている妊婦さんには優しい配慮の多い職場だったのですが、副作用で「つわり症状」が出ている私に対しては、完全に放置でした。
一度妊活のために、低用量ピルのヤーズフレックスを中断していた時期がありました。
その後、再度低用量ピルを再開する際には、
「今このタイミングでまたはじめるの?」
「ピルを再開するなら相談してほしかった」
と上司から言われました。
生理痛やPMSで仕事を休まないようにするためにするために再開した低用量ピルの治療再開のタイミングも、上司や周囲の同僚の休暇に合わせて欲しいと暗に伝えられました。
毎月、生理痛・PMSに振り回されていたため、一刻も早く治療をはじめて周囲に迷惑をかけないようにしたいと思っていましたが、そうは思ってもらえない状況がありました。
一番わかってもらえないのは、「生理が軽い女性」の上司でした。
この時期は、本当につらかったです。
まとめ:生理痛・PMSで休暇をとる時・治療をする時のマナー
生理痛・PMSで会社を休む・有給休暇をとる・生理休暇をとる・治療をするときには周囲に配慮する必要があります。
周囲も本人に尋ねにくかったり、身体のこと・健康に関することだったりするからこそ、おおっぴらに文句を言えないからです。
言葉に出来ない思いや不満は、人間関係をギスギスしたものにしていきます。
自分が悪いことをしているわけではないのですが、周囲に迷惑が掛かっている、負担がかかっている、フォローしてもらっているのは事実。
休んだ際には、
- 小さなお菓子を配ったり
- お礼を伝えたり
- 治療を進めていることなどを伝えたり
しておくと、相手も「永遠にこの状態が続くわけでないんだな」と安心できるかもしれません。
永遠に続くかもしれない、同僚の不安定な就業状況は、不安になりますよね。
スッキリと解決することは難しいですが、迷惑をかけつつ、周囲に助けてもらいつつ、働くしかないんだなと感じています。
身体を冷やさないようにしたり、日頃の心身のケアで、生理痛って少し改善したりするので、婦人科での薬だけでなく、色々と試してみるのもいいですよ。
あまりに痛みがひどい場合には、病気が隠れている事もある(私の場合は軽い子宮腺筋症でヤーズを飲んでいました)ので、婦人科に定期的に検診にいって身体のメンテナンスをするのがおすすめです。