ネフローゼ症候群

リツキシマブ治療の体験談

リツキサン治療の体験談とブログ

リツキシマブ(リツキサン)治療を行ってきました。

入院前には、めちゃくちゃ怖くて、かなりビビっていましたが、無事に終えることが出来ました。

 

半年ごとにこれからも行っていく治療のため、自分用のメモとして体験談を記録しておきます。

てむたむ
てむたむ
抗がん剤の一種です。重篤な副作用が出るかもしれないので入院してやりましょう。って言われたらめちゃくちゃ怖いよね!

 

生きて帰ってこれてよかったよー!(‘ω’)

私は、また半年後!これからやる人は頑張って☆

リツキシマブ(リツキサン)治療を行うことになった経緯

私の場合は、初発から、プレドニンの効きはいいものの、割と高用量で再発することが多くみられました。

免疫抑制剤を乗せていても、プレドニンの内服のみでは再発を食い止められず、毎回、プレドニンの点滴治療を行っていました。

また、副作用も強く出て、他科受診も多い状態。

特に、精神症状が重く、日常生活に支障をきたす期間が長くなってきていました。

仕事も出来ず、在宅ワークを探すも、精神症状が重いため、集中力や注意力も散漫。

希死念慮が出ることも多くなってきたため、主治医に相談し、「リツキシマブやってみようか」ということで、寛解中でしたが、リツキシマブ治療を行うことになりました。

 

リツキシマブ(リツキサン)とは

入院した日に、薬剤師さんが、リツキシマブ点滴治療について、パンフレットを見せながら説明をしてくれました。

リツキシマブ(リツキサン)は、抗がん剤の一種です。

リツキサンは、Bリンパ球の表面にだけ存在している「CD20」というたんぱく質に結合するモノクローナル抗体です。

Bリンパ球の表面の「CD20」と結合して、免疫細胞に攻撃してもらうことで、Bリンパ球をゼロにする治療、と説明されました。

 

リツキシマブ(リツキサン)治療の流れ

リツキシマブは点滴治療です。

計4回の点滴治療を行います。

1回点滴を行ったら、7日以上開けて次の点滴を行います。

1回目は、インフュージョンリアクションが出る可能性が一番高いため、入院して行いました。

本来であれば、6泊7日入院して、1回目と2回目の点滴を終えてから退院する流れだそうです。

(私の場合は、先生が何故か最初に2泊3日でいいと言ってくれたので、3日目の午前中には退院しました。)

リツキサン注の投与に関連して、投与中から投与開始24時間以内に多くあらわれる副作用のことをいいます。

大半は初回点滴静注開始後30分〜2時間より24時間以内にあらわれます。また、infusion reactionの発現には一定の傾向が認められ、初回投与時、特に注入速度を最初に上げた後30〜60 分の間に多く発現しています。

主な症状(通常は軽微〜中等度) 発熱、悪寒、悪心、頭痛、疼痛、そう痒、発疹、咳、虚脱感、血管浮腫、口内乾燥、多汗、眩暈、倦怠感等 重篤な症状 アナフィラキシー様症状、肺障害、心障害等の重篤な副作用(低酸素血症、肺浸潤、急性呼吸促迫症候 群、心筋梗塞、心室細動、心原性ショック、低血圧、血管浮腫、気管支痙攣、肺炎、閉塞性細気管支炎等)

リツキサン注適正使用ガイドより

 

リツキシマブ(リツキサン)治療はどこでやるの?

リツキシマブ治療はどこでやるのか。

1回目の入院は、普通に「大部屋」で行いました。

病棟の看護師さんではなく、抗がん剤治療の専門の看護師さんと、薬剤師さんが部屋まで来てくれて行いました。

2回目以降は「化学療法室」で行いました。

椅子とベッドがあります。基本的に、抗がん剤治療をしている人ばかりです。

 

リツキシマブ(リツキサン)治療1回目の流れ

午前中に入院して行ったこと

入院してからは、検査が多かったです。

すぐに着替えて、検査を回れるように準備しました。

 

  • 尿検査
  • 血液検査
  • 心電図
  • 骨密度検査
  • 胸部レントゲン
  • 主治医からの説明

 

お昼ご飯はやや遅れて食べました。

2時間くらいで、上記の量の検査を行いました。

 

リツキサン開始前に行ったこと

リツキサン開始前に、リツキサンの副作用を軽くすませるために行ったことがあります。

 

開始30分前に、

  • カロナール200mg 3錠
  • レスタミンコーワ錠10mg 5錠

を服用しました。それぞれ、解熱鎮痛剤・アレルギー薬(インフュージョンリアクション予防のため)と説明されました。

 

薬を飲んだら、

  • ファモチジン20mg
  • デカドロン6mg

を30分かけて点滴しました。

 

レスタミンコーワ錠は眠気が出るため、注意してくださいと声をかけられました。

 

 

リツキサン治療開始

心電図、血圧計を装着し、検温をして、リツキサンの点滴治療を開始しました。

リツキサンの治療が始まってからは、しばらくは安静のため、先にトイレに行っておきましょう。

リツキサン点滴前なら、副作用予防の点滴中でもトイレに行くことは出来ます。

 

リツキサン初回は、

25ml/h→100ml/h→200ml/h

と、速度を上げて行きました。

大体6時間で終了

 

点滴中に感じた症状

  • 口渇
  • 喉の軽い痛み
  • 眠気
  • 倦怠感
  • 火照り
  • 少しの筋肉痛みたいな痛み
  • 少しの気持ち悪さ

を感じました。

検温すると、37.6くらいまでは発熱がありました(入院時に緊張のためか、既に37度ありました汗)。

100ml/hから200ml/h速度を上げたあたりで症状が強くなりました。

喉のイガイガ、耳の中の痒み、頭と顔の痒み、顔の火照り、発汗、痰がらみ。

かなり症状が強くなって、不安になりましたが、そのまま200ml/h継続しました。

 

点滴治療開始から3時間経ったころには、ほとんどの症状が引いてきました。

一気に、喉がめちゃくちゃ痛くなったりして、すごく不安になりましたが、終了時には、体調が落ち着いた状態で終了しました。

 

てむたむ
てむたむ
色々な症状が出ましたが、検温と血圧測定がかなりこまめにありました

看護師さんが、首からタイマーを下げて、すぐに飛んでくるので、ぼんやりしている暇もなく、ナースコールを押す間もないくらいでした。

薬剤師さんも様子を見に来てくれるので、かなり安心感がありました

 

リツキシマブ(リツキサン)治療2回目以降は通院治療で

リツキシマブ治療の2回目以降は通院治療で行いました。

私の場合は、「レスタミンコーワ錠」による眠気がかなり強く、運転は危ないため、家族に送迎してもらうか、不便だけれども電車とタクシーで通院治療を行いました。

2回目以降は、100ml/h→200ml/hで行うため、大体4時間程度で終了します。

 

2回目、3回目、4回目と続けるうちに、副作用は弱くなっていきました。

毎回、喉の渇きと軽微な頭痛と、37.3度程度までの微熱はありました。

 

眠れるのであれば、点滴中はウトウトでも寝てしまった方が終了時に楽でした。

 

リツキシマブ治療の体験談を書いているブログ

リツキシマブ治療の体験談を中々見つけられませんでしたが、必死に探して、見つけました。

ありがとうございました。

 

半年後のリツキサン治療を受ける私へ

  1. 2泊3日ならWi-Fiいらないけれども、6泊なら、ほとんど暇するので、Wi-Fiレンタルした方がいいよ(‘ω’)
  2. リツキサン打ってから4日間くらいは、毎回調子悪いからあんまり予定入れない方がいいよ。
  3. リツキサンの1回目、2回目は、翌日は動けないくらい寝込むから出来れば仕事休みにしておいた方がいいよ。最悪微熱が出てるかもしれない(‘ω’)出来れば公休入れた方がいいかも。

 

しんどいけど、プレドニンの点滴治療するよりはマシだから!(‘ω’)

でも、30mgくらいの服薬で済むようにもしなったら、そっちの方がいいかもしれないよ。

 

ではでは。

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