料理

ふっくら柔らかい干し柿の作り方のコツ | 自宅での作り方・保存方法を詳しく紹介

ひらたねなし柿の渋柿

今年も、干し柿を作る季節になりました。

自宅で、カビさせることなく柔らかい干し柿を作るコツを詳しく紹介していきます。

柔らかい干し柿を作れるようになり、友人や夫の職場の方にプレゼントすると喜ばれることも増えました。

作ったものを喜んでもらえると嬉しいですよね。

美味しいものを作れると、嬉しいです。

 

是非、美味しい柔らかいふっくらとした干し柿を作ってみてください。

 

この記事はこんな人におすすめ

  • 干し柿の作り方を知りたい人
  • 柔らかい干し柿の作り方を知りたい人
  • 自宅で干し柿を作ってみたい人
  • 自分で作った干し柿を誰かにあげたい人
  • 自宅で干し柿を作れるのか知りたい人
  • 干し柿を作っていたけど失敗してしまって上手く作れる方法を知りたい人

 

干し柿を作る時に必要なもの

干し柿を作る時に必要なものを紹介します。

  • 渋柿
  • 干し柿を干すための紐
  • はさみ
  • 渋柿を熱湯消毒するための鍋
  • 干し柿を揉むときに使う食用手袋(食用ビニール袋でも可)

干し柿を作る時には、この5つあれば、作ることが出来ます。

 

干し柿の作り方の手順

干し柿の作り方の手順を説明します。

干し柿の作り方の手順
  1. 渋柿のヘタを手で取る
  2. 渋柿を水で洗って汚れを取る
  3. 渋柿の皮を包丁で剥く
  4. 渋柿2つセットにして紐で結ぶ
  5. 渋柿を熱湯消毒する
  6. 渋柿を干す
  7. 干した渋柿を揉む
  8. 10日くらい干して、甘くなったら干し柿を収穫する
  9. 渋柿を冷凍保存する

 

干し柿の作り方の手順を細かく説明していきます。

渋柿のヘタを手で取る

渋柿で干し柿を作る

渋柿のヘタを手で取っていきます。

ヘタが残っていると、汚れが残ったり、食べる時に食べにくかったりするからです。

ヘタが乾燥している渋柿を洗う前の段階で、渋柿のヘタを取っておきましょう。

渋柿のヘタ

渋柿のヘタが乾燥していれば、手でちぎって取ることが出来ます。

キッチンバサミ

取れない場合には、キッチンバサミで切り取ると楽です。

 

渋柿を水で洗って汚れを取る

渋柿のヘタを取り終わったら、渋柿を水で洗います。

ヘタの部分は凸凹していて汚れが残りやすいからです。

渋柿の凸凹した部分には、カビや汚れが残りやすいです。

渋柿のヘタの汚れ

凸凹した部分を丁寧に、水で洗っていきましょう。

カビや汚れを残さないことで、カビさせずに渋柿をつくることが出来ます。

 

渋柿の皮を包丁で剥く

渋柿を洗い終わったら、渋柿の皮を包丁で剥いていきます。

渋柿が尖っている形の場合には、柿のお尻のほうから剥いていくと剥きやすいです。

ひらたねなし柿の干し柿づくり

渋柿が平たい(ひらたねなしがき等)形の場合には、リンゴの皮をクルクルと剥くように剥いていくと、剥きやすいですよ。

ひらたねなし柿

渋柿の皮を剥くときには、枝の部分を一緒に剥いてしまわないように注意してくださいね。

取れた渋柿の枝
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渋柿2つセットにして紐で結ぶ

干し柿づくりで渋柿の皮を剥いた

渋柿の皮が剥けたら、同じくらいの大きさの渋柿を2つセットにして、紐で結んでいきます。

干し柿づくりの渋柿に紐を結んだ

同じくらいの大きさの渋柿をセットにすることで、吊るした時に重さが片方に偏らずにバランスが取れるからです。

大きい渋柿と、小さい渋柿をセットにすると、バランスが取れずに落ちてしまうことがあります。

 

セットにする渋柿は同じくらいの大きさのものにしましょう。

 

2つセットにしたら、渋柿の枝の部分に紐を結んでいきます。

紐の長さは30cmくらいだと扱いやすいです。

干し柿づくりの紐

短すぎると、干すときに渋柿同士が重なってしまうので、注意してくださいね。

 

渋柿を熱湯消毒する

渋柿を2つセットにして結ぶことが出来たら、熱湯消毒をしていきます。

鍋にお湯を沸かして、熱湯にくぐらせましょう。

渋柿を熱湯に通す

ヘタが残っている部分は、汚れが残りやすいため、お湯の中を泳がせます。

渋柿を熱湯の中に入れる

2~3秒でよいとされていますが、カビさせたくないため、15秒程度、少し色が変わった瞬間まで熱湯の中で泳がせています。

渋柿の色が少し変わった所▲少しだけ色が変わっています

この方法で、カビさせずに干し柿をつくることが出来ていますよ。

 

渋柿を干す

渋柿を熱湯消毒することが出来たら、渋柿を干します。

熱湯消毒したら、熱湯からあげて、何にも触れさせずに、すぐに干しましょう。

ボールで垂れてくる水分を受け止めながら、物干しに干していきます。

物干しには、渋柿同士が重ならないようにずらして干していくのがコツ。

干し柿と物干し

渋柿同士が触れないことで、渋柿が乾燥しやすく、風に当たりやすいです。

てむたむ
てむたむ
干し柿をずらして干すのがコツです

 

干した渋柿を揉む

渋柿を干して2,3日経つと、徐々に表面が固くなってきます。

干した渋柿の皮が破れてしまわない程度に、食用の手袋やビニール袋を手にはめて、干し柿を揉んでいきましょう。

干し柿を揉む

揉んで

干し柿を揉む

揉んで
干し柿を揉む

揉んでいきましょう。

 

干し柿を揉んでいくことで、より美味しく仕上がります。

均一に水分が抜けやすくなり、偏りなく水分が抜けるからです。

揉まなくても、干し柿を作ることはできますが、こまめに揉んだ方が美味しくなります。

種がある渋柿は、徐々に種が動くくらい揉めるようになってきます。

 

10日くらい干して、甘くなったら干し柿を収穫する

気温や干し柿の大きさ、天気にもよりますが、干し柿は10日くらい干すと出来上がります。

干し柿が、ふっくらした状態で、揉んで内側まで柔らかい状態であれば完成でしょう。

手作りの干し柿

干し柿を、1つ味見してみて、美味しければ、干し柿を収穫しましょう。

 

渋柿を冷凍保存する

出来上がった干し柿を収穫したら、渋柿を冷凍保存していきます。

そのまま食べる分は、冷蔵庫で保存しましょう。

長期保存する場合には、乾燥させずに固くならないため、冷凍保存するのがいいですよ。

 

冷凍保存していて、1年は美味しく食べることが出来ています。

手作りの干し柿
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雨の日の干し柿はどうしたらいいのか

干し柿を作っていて、雨が降った日にはどうしたらいいのか説明します。

干し柿を作る時に、1番楽なのは、雨が当たらないところに干すことです。

干し柿が、雨に当たると、雨の中に含まれている汚れ干し柿についてカビや汚れがついた干し柿になってしまいます。

雨に当たらないようにしましょう。

吊るした干し柿

 

干し柿を干せる場所が屋根のない場所しかなく、雨が降りそうな日には、室内に取り込んでおきましょう。

小さな物干しでもいいですし、雨に触れない、汚れのつかない場所で保存しておきましょう。

一時的な、干し柿の避難であれば、綺麗なビニール袋に入れて冷蔵庫で保存しておきましょう。

干し柿を作る、晩秋の頃には、空気が乾燥してきて、雨の日が少なくなります。

10日程度、晴れの日が続く日が増えてくるので、週間天気予報を見ておくといいですよ。

 

干し柿を自宅で作る時の干す場所(日陰?日向?どっち)

干し柿を干す場所は、出来れば日に当たりすぎない場所がいいです。

干し柿を干す場所は、日陰でなくてもいいのですが、日に当たりすぎると、黒くなります。

見た目だけの問題ですが、急激に干し柿の水分が飛びすぎない、風通しの良い場所に干しておくのがいいです。

 

 

干し柿を自宅で作るメリット

干し柿づくりは、手間がかかります。

皮を剥いて、熱湯消毒して、干したら大体の工程は終わりですが。

 

手間はかかりますが、干し柿を買うよりも、自分の好きな柔らかさの干し柿を作ることが出来ます。

また、渋柿は品種にも寄りますが20個で、600円~2000円程度で手に入れることが出来ます。

干し柿をつくる渋柿▲道の駅で購入したら、20個で650円でした♬

安い渋柿の品種を道の駅で手に入れることが出来れば、1個30円程度で作ることが出来ます。

干し柿が好きなのであれば、是非自宅でも作ってみてください。

もちろん、お店で作ったものや、プロが作ったもの、干し柿を使ったお菓子も美味しいです。

自分で作ったものと食べ比べてみるのも、楽しいです。

 

干し柿づくりを楽しみましょう。

 

ではでは。

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