生理痛が酷い時、外出先にいたり、学校にいたり、仕事中だったりすると困りますよね。
薬を忘れてきてしまって、生理がきそうだけど、市販薬では効かないという人にとっては、死活問題。
出来る限り、生理痛を、薬以外で和らげたい。
鎮痛剤を飲むとお腹を壊してしまう。
そんなあなたに、私が、生理痛を薬以外で和らげる方法で、実践している具体的な方法をお伝えします。
私も学生の頃から、重い生理痛に苦しみ、薬を忘れたりした際に、出来る限り生理痛を和らげる方法を模索してきました。
簡単に今すぐできることから、生理が終わってから実践していけることまで紹介していきますね。
今すぐできる生理痛を和らげる薬以外の方法は
- ホッカイロをお腹・背中に貼る
- 履くタイプの腹巻をする
- 湯たんぽをお腹に抱きかかえる
- うずくまった態勢を取る
- コタツに下半身を入れる
- 身体を温めるために、身体を少し動かす
です。
生理がおさまってから出来る生理痛を和らげる薬以外の方法は、
- 定期的に適度な運動を取り入れる
- 筋トレをして、筋肉量を増やして血流を良くする
- です。
詳しく説明していきます。
目次
生理痛を和らげる簡単な方法はホッカイロをお腹・背中に貼る
生理中に薬以外で、生理痛を和らげるのには、ホッカイロをお腹・背中に貼ることが有効です。
学生の頃から、生理痛を和らげる方法としてずっと取り入れています。
下腹部と腰回りに、貼るタイプのホッカイロを貼り付けています。
半身浴や、食事、運動などの方法は、すぐには取り入れることが出来ませんが、ホッカイロは安価で手に入れることが出来、季節や場所を問わずに、「冷え」を回避することが出来ます。
身体がしんどい時、生理痛が酷くて耐えれそうにない時、ホッカイロをお腹と背中に貼ってみてください。
温かい感じがして、少しずつ和らいできます。
ホッカイロをお腹と背中に貼るだけでなく、手を当ててじっとしている時間を作ると、さらに楽になります。
季節にもよりますが、コンビニの端っこに置いてある場合があります。
夏に、カイロを手に入れるのが難しいので、ネット通販や冬にまとめ買いして家に置いておき、カバンに忍ばせています。
生理痛を薬以外で和らげるために履くタイプの腹巻をしよう
ホッカイロを貼る以外に、履くタイプの腹巻をするのがおすすめです。
履くタイプの腹巻であれば、足回りから、お尻、腰回りまで、しっかりと温めることが出来るからです。
普通の腹巻だと、めくれあがってきてしまったり、お腹が圧迫されたりすることがあります。
履くタイプであれば、スカートを履いていたとしても、お尻周りも「冷え」から守ってくれるので、温かいです。
雑貨屋さんの、可愛い履くタイプのもこもこの腹巻もいいですし、ポケットのついているタイプもあります。
ベルメゾンなど、通信販売でも、手軽に手に入れることが出来ます。
安いもので、締め付けがきつくないものから、使ってみるのがおすすめです。
締め付けがきついと、血行が悪くなるので、結果として生理痛が悪化したり、お腹が痛くなったりすることもあるので、注意が必要です。
こちらも、冬以外の時期にはネット通販で購入しています。
身体を温めて生理痛を薬以外で和らげるには、湯たんぽをお腹に抱くのがおすすめ
コタツに下半身を入れるのが一番おすすめなのですが、夏には、コタツを出していなかったり、そもそも、冬でもコタツを使っていなかったりする人もいますよね。
コタツを使えない状況であれば、湯たんぽをお腹に抱いて過ごしましょう。
ビニール袋に入れた温タオルや、敷布団に敷いている電気毛布なども使うことが出来ます。
生理痛が酷すぎて、湯たんぽにお湯を入れたり、温タオルを作ったりする気力も体力もない場合には、めぐりずむの、あずきのチカラがおすすめです。
電子レンジでチンするだけで、温かい湯たんぽのようなものが出来上がるからです。
本来は、肩こり緩和に使うものですが、湯たんぽ代わりに使うことが出来ます。
簡単、繰り返し使うことが出来るので、使いやすいです。
何年も使えるので、1つ買っておけば、肩こりや寒い冬の時期に布団に持ち込んだりして使うことも出来ます。
薬以外で生理痛を和らげる簡単な方法は、うずくまった態勢を取る
ホッカイロも、湯たんぽも、なにもない、薬もない。
そんな状態の時には、うずくまった姿勢を取りましょう。
出来れば、布団をかけて、腰を冷やさないようにして、お腹を守りましょう。
温めるものがないのであれば、自分の体温で、冷やさない体制を取り、不安な気持ちを和らげることのできる、丸まった態勢を取ることで、感情の安定を図ります。
気持ちを安定させる態勢をとることで、生理痛を和らげることができます。
抗不安薬が、生理痛緩和に効くということも言われていますが、鎮痛剤や抗不安薬に頼ることなく、生理痛を和らげることのできる簡単な方法です。
劇的に、改善が見込めるわけではないですが、
- 「冷え」に注意しながら、うずくまった態勢を取り、
- お腹や腰回りを冷やさないように注意し、
- 不安や痛みによる恐怖感を取り除けるようにゆっくりと呼吸をして過ごす
と方法が一番手っ取り早くできる対策です。
薬以外で酷い生理痛を和らげるのには、コタツに下半身を入れるのが一番おすすめ
ホッカイロも、腹巻も効かないような時で、薬以外で生理痛を和らげるには、コタツに下半身を入れるのがおすすめです。
圧倒的に、下半身を温めることが出来るからです。
仕事や学校を休むことが出来て、薬を出来れば飲みたくない。
でも、生理痛は和らげたい。
そんな時には、コタツに下半身を入れておきましょう。
全身入っていては、脱水症状になります。
私は、生理痛があまりに酷い時には、1日中コタツで過ごすことがあります。
コタツから出て、活動しようとすると、生理痛が悪化して動けないというのもありますけどね。
とにかく、「冷え」からお腹を守ることで、生理痛が和らぎます。
コタツに入ることで、強制的に、身体を休ませることが出来ます(笑)
ホッカイロや腹巻では、物足りない。
でも、薬を飲みたくない、鎮痛剤以外で痛みを何とかして和らげたい。
そんな時には、コタツに下半身を入れておくことがおすすめです。
仕事や学校の日だと、どうしても家に帰ることが出来ない場合もありますが、体調不良のまま働いていても、どんどん効率が落ちていきます。
体調が悪いと言って、大人しく帰ることも、翌日に疲れを残さないためには必要なことであるなと最近は感じています。
生理痛を和らげるために定期的に適度な運動をする
生理痛を薬以外で和らげるのに、定期的な運動をすることは有効です。
定期的に運動をすることで、全身の血行が良くなり、ストレス発散にもつながるからです。
今、生理痛に見舞われている人には、即効性がありませんが、日々の生活の中で取り入れていくのにおすすめです。
生理痛を和らげるためには全身の血流を良くするのがおすすめ
全身の血行が悪いと、血液やリンパの流れが悪くなります。
また、身体の不調が現れやすくなったり、筋肉が凝り固まったりします。
血行が悪くなったり、筋肉の動きが悪くなったりすると、生理中でなくても、腰回りや、全身がだるくなったりしますよね。
定期的な運動をして、身体の機能の動きを正常にしておくことは大切であり、生理痛緩和にもつながります。
生理痛を和らげるためには、適度な運動でストレス発散をするのがおすすめ
もう一つ、定期的な運動をすることが、ストレス発散に繋がります。
ストレスを発散することが、生理痛の緩和に繋がることもあります。
ストレスをため込んでいた場合には、ホルモンバランスが崩れやすくなり、脳のホルモンバランスも崩れやすくなり、気分の浮き沈みも激しくなるからです。
ホルモンバランスを正常に保つことで、生理前の気持ちの浮き沈みが穏やかになったり、生理痛を薬以外で和らげたりすることに繋がります。
抗不安薬のソラナックスという薬を出してもらったこともあります。
生理痛を和らげるために、定期的な適度な運動が向いていない人、場合もある
劇的に生理痛を和らげることが出来るかと言うと、一概には適度な運動で和らぐとは限りません。
定期的な適度な運動を生活に取り入れることがかえってストレスになる人もいるからです。
生理中に、ひどい生理痛がある場合には、身体を休めた方がいい場合もあるでしょう。
私の場合には、生理中に運動をしたことで血流が良くなり、生理中に生理痛の改善をしたことがありました。
逆に、生理中に、生理痛が酷くても、ホッカイロを貼りながら、運動をして、気持ちが悪くなったこともありました。
あまりに、生理痛が酷くて、身体がしんどい場合には、無理な運動をして、生理痛を悪化させてしまうよりも、安静にしておく方がいいでしょう。
薬以外で生理痛を和らげるためには、筋肉量を増やす
薬以外で、日々の生活の中で生理痛を和らげるために出来ることは、筋肉量を増やすことです。
生理中には、身体がしんどいので、中々できませんが、筋肉量を増やしておくことで、代謝が上がります。
代謝が上がることで、全身の血流量が上がり、結果として生理痛が和らぐ可能性があります。
激しい筋トレをして、マッチョになるのがいいということではなく、毎日コツコツと運動をする、有酸素運動を取り入れるという事が難しい人もいるでしょう。
毎日、コツコツと運動をすることが苦手な人でも、
- バランスボールを使って体幹筋を鍛える
- 通勤電車の中でつま先立ちをする時間を作る
- デスクワークの中でいい姿勢を意識する
- デスクワークの中で、足をきゅっとしめて作業をする時間を作る
など、日々の生活の中で、少しずつ取り入れられることがあります。
バランスボールは安いもので構いません。テレビを見ながら座って、足を離してみる、片足を上げてみる動作から始めてみましょう。
生理中以外で、薬やサプリメントに頼らず、生理痛を和らげるために、筋肉量を増やしておくことは、生理のためにも、健康のためにも、おすすめです。
仕事中に無理をするのは禁物ですが、出来る限り寒くない場所で、身体を温める動きをするのも、人によっては生理が来てしまった場合には、有効な可能性もあります。
人によって、生理痛の重さや症状、しんどさを感じる度合いは違います。
人が耐えられるから、自分も耐えられるかというのは、比較できるものではありません。
生理痛が軽い女性に一番わかってもらえないという事もあります。
出来る限り、あなたに合った対策が見つかりますように。