こんにちは。てむたむ(@temtam8)です。
結婚してから、もうすぐ4年になります。
入籍するより少し前に一緒に暮らし始めたので、一緒に暮らしてからは4年経っています。
新婚生活の頃は、職場結婚だったのもあったのか、周囲から
- 「今が一番いい時よっ」
- 「幸せになってね」
- 「しあわせそうで分けてもらいたいわ~」
- 「家事はどうやって分けているの?頑張ってね」
と色々なお祝いの言葉や励ましを頂きました。
こんな人に読んでほしい
- 新婚生活なのに疲れてきた
- 新婚生活は甘くないのは何故?
- 新婚でも、「今が一番いい時」な気がしない
という悩みを抱えて、yahoo知恵袋で調べたりしている日々でした。
夫との仲は悪くないし、特に困ったこともないけど、何かに疲れていました。
そんな私と同じような、漠然とした悩みを抱えている方のヒントになればと思い、その頃の私の悩みと解決していった経過を今日はお話ししていきます。
目次
新婚疲れの理由①女性だから家事をするという無意識
新婚疲れの原因はいくつかありました。
今振り返ればわかることなのですが、私には「家事は女性がやること」という無意識の刷り込みがありました。
そんな刷り込みを持っているとも思いもしなかったのですが、どうやら持っていたようです。
共働きで、一緒の職場だったので、家事も同じように折半すればよいと思っていました。
でも、それと同時に、やってもらうと申し訳ないという気持ちも持っていました。
そのため、新婚生活の中で徐々に疲れていきました。
それぞれの成育環境
家事をやってもらうことに、申し訳ない気持ちを持っていたのは、私が小学生の頃から家事を担ってきていた環境があったからかもしれません。
私の家族は、母子家庭で妹と母親との3人暮らし。
家事をしないと叱られる環境で育ちました。
家に帰れば夕飯の支度をする、洗濯をする、風呂掃除までやっていたらなんとか合格点でした。
一方、夫は、
祖父母・父母・弟の6人暮らしの中で、祖母・母が家事を担う環境で育っていました。
簡単なお手伝いはしていたと夫は話しています。
女性が家事をするお家の中で育ってきたようでした。
一緒に暮らしていても、私がコップをさげることに、お互い違和感を持たない空気感でした。
新婚疲れの理由②話し合いをしても、無意識で担ってしまう
お互いに、噛み合っていたようで、私自身は結婚してから1人分から2人分に増えた家事に段々と疲れていきました。新婚生活の中で、私がやる家事が増えたから疲れていきました。
最初の大きな失敗
新婚生活の中で、疲れを自覚していなかったどころか、張り切りすぎていたところもありました。
一週間の献立のメインが
- からあげ
- 餃子
- ハンバーグ
- とんかつ
- ニンニクたっぷり麻婆豆腐
みたいな、ガッツリボリュームたっぷり、元気が出ますよっみたいな献立になり、胃もたれをした時もありました。
夫が疲れていそうだなと思って、何をしたらいいのか分からず、とにかくニンニクやお肉を食べたら元気になるのかもしれない、お風呂にゆっくり浸かったら元気になるのかもしれないと、仕事を頑張って定時に終わらせて、買い物を済ませ、いそいそと準備をしていました。
これは、新婚生活時代の、私の大きな失敗でもありました。
何故失敗だったのか
何故、失敗だったのかというと、2人で気を使い、2人で胃もたれをしていました。
作ってくれたら夫は食べてくれ、私も作り続けました。
優しさも、言葉にしないと伝わらないことが、後になって分かりました。
あと、お風呂を貯めていたのも、夫はすぐにのぼせてしまう人なので、一概によかったとは言えなかったです。これも後々分かったことです。
お互い、どうすれば楽に一緒にいられるのか、暮らせるのかを、十分に言葉にできていなかったり、知らなかったりしたのが、失敗に繋がりました。
2人そろって新婚生活に疲れていきました。
疲れてしまったことを言葉にして伝えた
失敗を繰り返しながら、新婚生活を積み重ねて行く中で、家事をすることに疲れてしまったことを夫に伝えました。
そして、夫が意識してやってくれることが増えたり、「休んでいていいよ」と声をかけてくれたりすることが増えました。
それでも、溜まっていく洗濯物や洗い物を見ては、ついついやってしまう私がいました。
疲れていることを知っているのに家事をやる私と、それを見て考え込む夫という空気が出来上がっていきました。
どうしたら上手くいくのかわからなくなりました。
「手伝うね」で大喧嘩に
疲れていることを伝えてはみたものの、上手くすり合わせることが出来ず、待つこともできず、お互いに小さなストレスを抱えていた時期でした。
私が家事をやっていると「手伝うね」と声をかけてきました。
この一言で大喧嘩になりました。
お互いに、上手くやりたいのに、上手くできず、言葉にもできず、本当に苦い苦い新婚生活でした。
この喧嘩を機に、私は、自分の洗濯物や自分の洗い物以外は手放す決意をしました。
極端かもしれませんが、洗濯物を分け、洗い物を1人分残し、自分のために時間を使って、自分のペースで生活をしてみることにしました。
1人1人分の家事
1人1人分の家事をしていくことにして、お互いに少し落ちついて自分のペースで生活ができるようになりました。
ゴミ出しや、掃除、トイレ掃除、買い出し、家計簿などは依然として私が担っていたので、ゴミ出し・トイレ掃除を夫に丸投げすることから始めました。
それが慣れてきたころに、家計簿の練習を一緒にしていくことも始めました。
新婚時代から1、2年と経つと、夫も段々と慣れてきて、買い出しに1時間かかっていたところを30分で帰ってこられるようになりました。
新婚疲れの理由③生活リズムをすり合わせていく期間
家事については、苦い新婚生活を乗り切ることで、今では息が合うようになって疲れないようになってきました。
お互いが次に何をしたいのか、どんな料理を作るのかが想像できるようになってきました。
家事以外に、もう1つ大変だったことがありました。
それは、生活リズムの違いです。
妻の生活リズム
7時半起床・朝食・身支度
↓
8時に職場へ出発
↓
18時帰宅・入浴
↓
18時半夕食
↓
21時就寝
夫の生活リズム
7時起床・ゆっくりと身支度・朝食
↓
8時に職場へ出発
↓
19-21時ゆっくりと仕事場で過ごし帰宅・夕食・入浴
↓
1時頃まで趣味タイム
と、かなりのズレがありました。
私の睡眠時間がかなり長いのですが、働き始めて数年だったので疲れ切っていたのも影響していたかもしれません。
一緒に夕食を食べたい
夫の希望として、
という希望がありました。
そのため、その時間に合わせて私は夕食の時間を少し遅くし、夫は結婚前より仕事を切り上げて帰ってくるようにしました。
初めはよかったのですが、これも慣れないことをしていたので、2人とも徐々に疲れが出てきました。
結婚してから、慣れるまでが大変でした(新婚生活、全然甘くない)。
就寝時間の違い
結婚してから、最初の3年は狭いアパートに住んでいたので、就寝時間の違いはお互いの生活リズムに大きく影響しました。
- 私が寝る時間には電気を消して、夫が暗い中過ごす
- 私が明るい所で寝て、夫が趣味の時間をして過ごす
の究極の選択のような状態になっていました。
話し合った結果、私は10-11時に就寝することにして、夫もそれに合わせて寝るということになりました。
お互いの就寝時間の中間をとる形を取りました。
夫のいびきが改善した「じぶんまくら」の記事はこちらです。
いびきで困っている方は合わせて読んでみてください
新婚疲れの理由④恥を捨てて、家族になるまでの期間
新婚生活を始めて、いびきも含めて、生理現象に関して中々お互いに言葉にできませんでした。
いびきに困っているのを言い出すまでにも、私は結構時間が必要でした。
いびきがうるさくて寝れないって言うのは、申し訳ないなぁという気持ちがあったからです。
言えない気持ち、いびきで寝れない時間、一人で抱え込むストレス…新婚疲れの理由は深刻です。誰にも相談できませんでした。
脱衣場のないアパート
新婚時代は、狭いアパートに住んでいたので、私たちの暮らすアパートには脱衣場がありませんでした。
お風呂から出たら、すぐ玄関とキッチンでした。
そのため、着替え終わるまで、
- 入浴後は目隠しのついたてを立てたり
- お風呂場の隣のトイレの出入りを我慢をしたり
して過ごしていました。
すごい不便でした。
家事や生活リズムの問題が解決してくるのと同じように、徐々に慣れ、お互い隠さなくなってからはだいぶ楽になりました。
お腹に溜まるおなら
もう1つ、恥ずかしいものと言えば、「おなら」です。
トイレは、窓がないトイレだったので、トイレで出すわけにもいかず、おならを我慢し続けて体調を崩しました。
今では、おならが出せず体調を崩した話も笑い話です。
新婚疲れの理由⑤無意識を意識して、言葉にして、すり合わせる時間
家事・生活リズム・恥ずかしいという気持ちって、一緒に生活してみないと分からないことですよね。
これを、無意識から意識にまで上げて、そして言葉にして、お互いすり合わせる時間が、新婚時代の私たちにはどうしても必要な時間でした。
この作業をして過ごしていたので、周りからの祝福モードとはかけ離れた、苦い苦い新婚生活を送っていました。
この時に、意識できず、言葉にせず、すり合わせる努力をしていなかったら、今の生活はないです。
苦しい時間ではありますが、1つ1つはしょうもないことでしょうが、言葉にして2人で乗り越えていくことが、その後の生活にとって大切な時間となると考えています。
新婚疲れの解決方法 | 習慣化して、お互いが楽なやり方を見つける
1つ1つのしょうもないことを、沢山すり合わせて、段々と習慣にして、段々と2人の生活の楽な方法を見つけてきました。
それが、2人で暮らすということなのではないでしょうか。
別々の2人が家族になるということは、2人の暮らしを作り上げていくということなのではないでしょうか。
沢山喧嘩もしましたし、もう無理だと思ったことも、離婚した方がいいのかもと思ったことも、沢山ありました。
夫を追い出してしまったこともありました。
逆に私が家に帰らないこともありました。
そんな新婚時代を乗り越えて、2人の生活が作られてきたときに、
って、ふと嬉しくなる瞬間が、苦しい期間にも何度もありました。
そんな気持ちを思い出しつつ、言葉にして丁寧に伝えることの大切さを2人で暮らす中で学びました。
今悩んでいる方も私たちみたいに、少しずつ2人の生活が作られていきますようにと祈って今日のお話をおわります。
今日はここまで読んでくださりありがとうございました。
ではでは。
はじめまして。
10月に同じ職場の先輩と結婚しました。
新婚生活に疲れてしまい、このサイトを見つけました。
同じような悩みをもつひとはたくさんいるのかも、と思えて少し安心しました。
家事は女性役割であると感じているわけではないのですが、
私のほうが帰りが早く、必然的に家事は私の負担が大きくなっています。
夫は、料理ができない分、洗い物や洗濯をやってくれます。
しかし後回しにすることが多く、溜まります。
「家事は手伝うじゃなく一緒にやるもの」と夫が分かっているので1人でやるにも葛藤があります。
夫も私に任せきりになることに申し訳なさがあるようでお互いに良くない気持ちになっている気がします。
さらに、夫が独身の時から住む広めのアパートに引越したので自分が使っていた家電などはほとんど手放し、周りは夫の物で溢れています。
家は1番落ち着く場所であるはずなのに、夫のことが大好きなのに、他人の家に居候しているような自分の居場所がないような気がするのです。
幸せですが、それと同じくらい辛いです。
まみさん
はじめまして。
職場結婚されたのですね。私も同じです。
結婚生活って、思い描いていたものよりも、生活をすり合わせるのにいっぱいいっぱいになりますよね。
わたしも、まみさんと同じで、私の方が帰るのが早いので全部抱え込んでいました。
「はやく帰っているんだから、やろう」と自分で追い詰めていました。
2,3年は、かなりつらかったのですが、抱え込んでいたものをすべて手放してみて、
・洗濯は自分のもので急ぎのものだけやる
・お惣菜や冷凍食品もOK
・はやく帰ってきても、お風呂に入っていて、あとから帰ってきた夫が食事の準備をしてもOK
と自分の中で、緩めて行ったら段々と楽になりました。
まみさん夫婦も、いいリズムがみつかるといいですね。
また、私でよかったらお話ししましょう(*’ω’*)